2007-02-05

パラレルワールドで自殺


前回まで、一本軸では過去を変えることは不可能と言うことを証明(?w)したわけですけど、しかし、可能性は一つ残っている。それはパラレルワールドにかけることだ。

先ずは軸同士の関係だけど、それぞれ平行な軸が(仮に無限個)あって、それぞれの起点がほんの少しずつズレている。それがパラレルワールドの考え方。そこでの過去に行くことは現在よりも出発点の遅い軸に移動することであり、その逆は未来へ行くことになる。
そこで、大掛かりな自殺だ。先ず、t1にいる自分(T1)を殺そうとするt2にいる自分(T2)がいる。そしてT2はタイムスリップをする。これは要するに、T2のいるa軸から、p個の軸のへたてたb軸へ移動する。そして、a軸とb軸との間の時間差はちょうどt2-t1である。(このとき、起点の遅い方を+方向に見なす。つまりa<b、b=a+p。以前のは逆のふうに書いたが、このさい全部を訂正してこの書き方に統一した。)
そして、T2はT1を殺す。
これは時間軸的に全く問題はない。b軸にいる自分が誰かに殺されたまでのことです。しかしちょっと待って、自殺になっていません。T2はb軸では生き続ける。それはa軸に戻ろうと何をどうしようと、生きてます。

一番最初に、「過去」と言う過去は変えられないと言いました。このことはここでも当てはまる。
つまり、a軸の過去はタイムスリップしたことによって変わりません。変わったのはb軸です。しかも、b軸の過去ではなく、b軸の未来です。なかなかややこしいことを言ってますが、わかりますか?

そしてもう一つ注意してもらいたいことがあります。自傷の場合、数学的帰納法によって、全ての軸について全く同じことが無限ループとして成り立つことになった。しかし、ここでは殺す軸と殺される軸がある。
この考えにも二通りの考え方がある。詳しく次回。

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