2007-02-07

中間まとめ

随分といろいろ考えました。楽しかった、でも結論まであと1マイル。w
前の方は正直勢いに任せて書いてしまったもので、これからはどうか書けばいいかとちょっと迷っている。
とりあえず手始めに、これまで考えたケースバイケースを羅列してみる。

時間の流れに関する考え方は一本軸の場合とパラレルワールドの二通りがある。

一本軸の場合は、過去に戻るとき、その間の営みが無限ループとして成り立つものであるならば、一応、流れ的には成り立つ。
昔に戻って、自分を傷つけることは可能。それが自分の古傷の元となる。
昔に戻って、誰かを殺すことは流れ的に不可能ではない。しかし、過去において被害者が死んでは、タイムスリップをする動機がなくなるから、事実上不可能。
最後に自殺の場合だが、これは順序的に矛盾があるので、あり得ない。

パラレルワールドの場合はたくさんの起点の違う空間が共存していて、その間に行き来することによってタイムトラベルをする。この場合、一本軸と異なるのは全ての軸において連続ループすることが成り立つことが存在条件となる。
昔に戻って昔の自分を傷つけることはできる。しかし、次元の違うので、その結果が傷つけた本人には反映されない。そして、傷つける軸と傷つけられる軸が交互に繰り返される。
昔の誰かを殺すことも可能。しかし、これも上と同じく、殺した人のいる世界には反映されない。
パラレルワールドでは、過去のとして存在する自分は今の自分とは「他人」なので、過去に戻って自殺することは不可能ではない。しかし、これはパラレルワールドが有限個に存在する場合に限った話であり、もしパラレルワールドが無限に存在するならば、一本軸と同じような矛盾が生じ、不可能となってしまう場合もある。

一個一個の場合の条件によって、存在条件がかなり違ってくるが、これらに通じる共通点としてあげられることは、一度過去として存在し得たものは二度と変わることは無い、と言うことです。これらのうちに、変化してしまうことが可能なのは全てパラレルワールドにおいてのみであり、時間が遅くズレている軸でも未来においてだけである。
つまり、これまでタイムスリップに見いだした価値(「過去」を変える)と言うものは存在しないと言うことにもなる。

そして、ここでも一つ疑問。そもそもパラレルワールドは存在するのか、あるいはパラレルワールドにおいて今言ったようにタイムスリップすることが可能なのかと言うことです。次回はパラレルワールドについて考えます。

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